マップ4つの構成要素



マップはVertex、LineDef、Sector、Thingの4つの要素から成り立っています。


Vertex


Vertexは線と線と繋ぐ点です。LineDef、Sectorを構成する最小単位ですが、DoombuilderではLineDefを引いてマップ制作を行うので、これを強く意識することは少ないです。Vertexは自由に移動させることができます。つまりVertexの座標を任意の値に変えることができます。

LineDef


LineDefは線です。Doombuilderではこれを引いてSectorを作ることでマップを作成します。LineDefはその両面にテスクチャーを貼り付けたり、それを踏んだり押したりすることで作動する仕掛けを設定すること等ができます。設定項目が多く大変かもしれませんが、しっかり身につけましょう。

Sector


Sectorは線で囲まれた閉じた図形です。どんな形であれ線で閉じた図形であればそれはSectorです。LineDefを引いて最終的にSectorにしないとマップとして成立しません。そして、マップは沢山のSectorの集まりともいえます。

天井と床の高さや明るさを定義したり、LineDefで作動する仕掛けの動作対象を設定できます。隣り合ったSectorの高低差がLineDefのテスクチャーの設定に大きく影響します。マップ制作においてはSectorを中心に作成していくことが良いと思います。

Thing


Thingは敵、武器やアイテムなどのオブジェクトです。Vertex、LineDef、Sectorとは相関のない完全に独立したものです。オブジェクトの向きや難易度による有無の設定等が可能です。